崇神の娘である豊鋤入姫命の行った場所が元伊勢になっている。
彼女はまず丹波に行く。
そして大和に戻ってから今度は和歌山に行く。
丹波と和歌山に何の共通点があるのか。
実はある、それは女性の怨霊。
豊鋤入姫命の叔父にあたる彦坐王が丹波で匹女(ひきめ)という土蜘蛛の棟梁女性を殺す。
あたり一面が血の原になり、その地は血原となり、やがて千原と呼ばれる。
そこが今の福知山の千原であり、お笑い芸人の千原兄弟の出身地。
豊鋤入姫命はその匹女の怨霊封じのために滞在したのであろう。
そして和歌山は名草媛の怨霊。
彼女は神武軍に頭、胴、足と分断され、殺された。
おそらくレイプ=凌辱も受けていたのであろう。
豊鋤入姫命はその名草媛の怨霊封じのために滞在した、
それが証拠に紀伊一宮の日前神宮は名草宮と呼ばれ、その中言社 に今も名草媛が祀られる。
神武軍とは猟奇集団であった。
そして「元伊勢」という意外な存在から神武東征が証明されるのである。